アンチエイジングの星 アディポネクチン

Fl25

最近究極のアンチエイジング物質として「アディポネクチン」が話題になっていますが、
皆さん、「アディポネクチン」て知っていますか?
脂肪細胞出す善玉ホルモンの一種、タンパク質です。
この分泌淡白「アディポネクチン」は
肝臓のAMPKを活性化させる事で
インスリン感受性の亢進、動脈硬化抑制、心肥大抑制など
様々な作用をすることが最近知られるようになったのです。
人間の血液の中に高濃度の存在しているものなのですが、
これが低下すると動脈硬化の発症や
肥満症におけるインスリン抵抗性の発症といったことに
かかわってくるのだそうです。

更に平たく言うと、
おデブになるほどアディポネクチンの分泌量が低下する
おデブはおデブでも皮下脂肪ではなく内臓脂肪が溜まると
分泌量が減るんだそうです。
こうなったらアディポネクチンを増やすしか無いじゃないですか!

基本は運動です。
やはり。
そりゃ寝て、食べて、転がって、を繰り返して
人間がスリムで健康になるわけがないですよね。
重力だけがエクササイズの方法、というのでは悲しすぎます。
またゲームやパソコン、テレビや映画鑑賞だけを繰り返して
目と頭だけを使って痩せるのはあり得ないですし
不健康に決まっています。
運動は歩くだけでも良いのです。
かといってガンガン運動の代わりに「私をウォーキングを毎日1時間やってます!」
なんていう女性!一つご注意を。

人間は立って、更に歩く事で背筋が鍛えられます。
背中と腰に筋肉が発達するのはいいのですが、
腹筋運動していますか?
お腹をポッコリ出して、お尻を突き出して
首だけ前に突き出した姿勢で歩いていないですか?
そんなことを続けて腹筋運動をしないと、
腰痛が始まったりします。
腹筋は好んで鍛えようとして動かさないと
なかなか鍛えられない筋肉です。
ウォーキングで背筋が発達して体を後ろに引っ張るだけ
引っぱって緊張を高めてしまうと
骨格のバランスが崩れる原因になる可能性が。
腹筋も鍛えて前後からバランスよく体を支えるようにしないと。
さ、今日からプチ腹筋しましょうね(笑)。

話をアディポネクチンに戻しましょう。
今、世界中の研究者が健康維持に最も重要な役割をするものであると
注目している物質は、残念ながら胃の中で溶けてしまう為、
経口投与ができません。

アディポネクチンを増やす食品などが紹介されていますが、
上記のような理由で経口摂取したアディポネクチンが
血中に入り込むことなどないそうです。
だまされて高価なサプリメントを買わないようにしてください。

アディポネクチンを増やす食品として
大豆製品、緑黄色野菜、杜仲茶、お酒を飲むなら赤ワインなどが
上げられていますが、杜仲茶などもそうですが
その中にアディポネクチンが含まれているのではなく、
肥満を解消する助けになるものなので、
内臓脂肪が減少した結果、アディポネクチンの増加となる、という
と消費者の期待とは別の次元の話なのです。

確かに肥満の状態の時と、痩せた時との血中アディポネクチンの
量を比較してみれば、痩せた時の方が増加していることでしょう。
ですが杜仲茶を飲んだとしても、その中にアディポネクチンは
入っていないので勘違いしないようにして下さい。

ワインに至っては、実際に人間に効果を発揮させるには
1日赤ワインを200杯飲まないと意味が無いとか。
アンチエイジングを扱った最も古い
「日本メンズヘルス医学会」でアディポネクチンについての
討論会が行われた際にもそのような話がでたそうです。
アディポネクチンを含んだサプリとうたっていても
人体に効果的な程度に至るまでの濃度が含まれているのか
かなり疑問なのだとか。
サプリにできるほどの濃縮技術が今のところまだないそうです。

易きに流れるのが人の常。
何かをペロっと飲んであとは寝ているだけで健康に
なれるのであれば、そちらの方が楽ですから。
ですが、意味の無いサプリメントに高価な対価を払う必要は
全くないです。知識の少ない一般人を煙に巻いて
メタボリックシンドロームの恐怖だけを声高に歌って
心理的に揺さぶりをかけているだけ。
1日15分でも散歩をするだけで、
サプリメントを飲まなくてもメタボリックシンドローム防止にはなります。
知識ばかりつけて、基本的な、自然な生体としての
活動量が少なくなりすぎていることを棚に上げての
ダイエットやサプリメントは本末転倒ですから、
十分注意して下さい。
それよりも人間に備わっている自然の摂理を
最大限に引き出す方法を考えた方がいいと思いませんか???