塩の話2 塩分不足で体はどうなる?

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塩がなくなると人間の身体はどうなる?

人間の血液は中性に近い7.4pH(ペーハー)に保たれています。
塩の含まれているナトリウムイオンはこのpHを保つ
重要な役割を果たしています。

もし塩が体内で不足してしまい、
ナトリウム欠乏症になると、
まず神経筋肉の機能障害が起こります。

そして代謝障害である、脱力、しびれ、
四肢のマヒなどをおこします。
ナトリウム欠乏は過度 の発汗、嘔吐、
下痢、低血圧症、脱水症、
さらに血液を酸性にするアシドーシスを引き起します。
このナトリウムイオンのアンバランスによって
最悪人間は死に至る事まであります。

人間の体の中では代謝を行う際に
呼吸によって絶えず炭酸ガスが発生していると同時に
エネルギーとして食べ物を体に取り入れる為に
ブドウ糖の分解を行い、酸を発生させ続けています。
細かく言えば体の中では、炭水化物、
脂肪、タンパク質が燃えてた炭酸ガスと水に分解され、
炭酸ガスは血液に溶けた状態では酸性を示し、
pHを下げてしまいます。

それを防いでいるのが塩に含まれている
ナトリウムイオンなのです。

塩分のとり過ぎによる高血圧症ばかりが
問題になっていますが、血圧が上昇するの仕組みは、
食塩の多量摂取によりナトリウムが
体外に排泄される作用が追いつかなくなり、
体液量とともに循環血液量も心拍数も増えて
しまうためにおこります。
つまり水分との関係が大きいのです。

単純に塩は体に良くないから、という理由だけで
減塩したり塩分を全く取らないのは間違いのもとです。
実際、高血圧症の人はナトリウムの排泄機能が
弱い人が多く、動脈硬化を引き起こしたり、
さまざまな機能障害になりやすい傾向にあるとされています。
あなたの減塩方法、大丈夫ですか?

明日は減塩方法について考えてみたいと思います。